着物に対する需要と着物買取の動向

着物は、日本の伝統文化を象徴するものの一つです。
戦後、アメリカを中心とする欧米文化が行き渡ってきましたので、洋服の着用が当たり前の世の中になりました。
今では、成人式などの特別なときにしか着ることはありません。
しかも、洋服とは違って、保存にも気を遣います。
持っていることが負担になっていると言っても過言ではない状況になっています。
そこで、着物を処分することを考える人も増えています。
そこで、着物買取に対する需要が増えています。
需要が減少しているのに、着物買取のメリットがあるのか疑問があります。
着物を必要としない人が増えれば、いつかは着物買取が行き詰まりますし、買い取ったところで売れないのではないかということです。
しかし、着物買取の需要は、着物を着る人が減少しているにも係わらず、上昇しています。
すなわち、中古の着物に対する人気が高いということです。
新品の着物は高価ですが、中古着物は安価です。
一方で、グローバル化の急速な進展により、日本の文化に対する興味関心が外国人から集まっています。
このため、日本に観光でやって来た外国人が安価な中古着物をお土産として購入していきます。
また、中古着物であれば、一着くらい購入し、着てみようかという日本人も増えます。
新たな需要の掘り起こしに貢献しているとも言えます。